終活といえば『エンディングノート』を作ることが一般的ですが、そもそもエンディングノートって何?と疑問に思っている人も多いはず。
そこで、この記事では、エンディングノートの概要について説明するとともに市販のエンディングノートのメリットとデメリットについて解説します。市販のエンディングノートのメリットとデメリットを知り、自分らしい終活が進められるよう参考にしてください。
市販のエンディングノートを使うメリットとデメリットを解説します
この記事で解説すること
- エンディングノートってどんなもの?
- デメリットはあるの?
- 市販のエンディングノートのメリットは?
この記事では、市販のエンディングノートのメリットとデメリットについてまとめますので、これからエンディングノートを書いてみたいと興味がある人の参考になると思います。是非最後までチェックしてみてください。
エンディングノートとは?
エンディングノートとは、自分自身に万一のことがあったときに備えて、自分に関するさまざまな情報をまとめておくノートです。
30代からの早めの終活に取り組む人にとっては、上の意味にプラスして”今”を棚卸して自分らしく生きることを考えるための、最高のマインドフルネスという意味合いも強いと感じます。
エンディングノートは、
万一のことがあったときに備えて、自分に関するさまざまな情報をまとめておくノート
”今”を棚卸して自分らしく生きることを考えるためのマインドフルネス
上記からわかるようにエンディングノートは、もしものことがあった時に備えて事前に準備しておくものです。
早めの終活に取り組むメリットについては他の記事で解説していますのであわせてお読みくださいね。
エンディングノートの作成スタイルは3種類
エンディングノートは色々なスタイルの物がありますが、作成のスタイルは大きく3種類と言われています。
エンディングノートの作成スタイル
- 市販のエンディングノート
- 自分で作るオリジナルノート
- パソコンで入力するノート
普通、エンディングノートと聞いてほとんどの人が思い浮かべるのは、①の市販のエンディングノートではないでしょうか。
最も一般的な市販のエンディングノートは、書くべき項目が並んでいるので初心者でも大事なことを書きもらす心配が少なく、書き進めやすいという特徴があります。
①市販のエンディングノート
市販のエンディングノートの特徴は、記入すべき項目が出揃っている、様々な行政や団体が独自で発行しているということです。
市販のエンディングノートの良いところは、記入すべき項目が出揃っているため大事なことを書きもらす心配が少ないことです。また、1冊にまとまっていて管理が簡単、エンディングノートであることが一目瞭然というのも残された人にとってメリットと言えるでしょう。
メリット
- 記入すべき項目が出揃っているため大事なことを書きもらす心配が少ない
- 1冊にまとまっていて管理が簡単
- 残された人にもエンディングノートであることが一目瞭然
残念ポイントは、記入スペースに限りがあることです。自分に必要な項目が入っていなかったり逆に不要な項目が入っていたりすることは市販のエンディングノートで作成するデメリットです。
残念ポイントは記入スペースに限りがあること
②自分で作ったオリジナルエンディングノート
自分で作るオリジナルエンディングノートの特徴は、自分の好きなノートに書いていけるという点です。形式は自由です。
エンディングノートを自作するスタイルの良いところは、自分のこだわりで好きなようにレイアウトを決めて書いていける点です。ある程度書きたいことが決まっている人向きと言えます。
メリット
- 自分のこだわりで好きなようにレイアウトを決めて書くことができる
- 書きたいことをスペースを気にせず書くことができる
残念ポイントは、残された人にとって大事なことを書きもらす心配があることです。自由度が高いゆえに項目から自分で考える必要があり、初心者にはハードルが高く完成までに時間がかかるのがデメリットです。
残念ポイントは、残された人にとって大事なことを書きもらす心配があること
初心者にはハードルが高く完成までに時間がかかるのがデメリット
③パソコンでエンディングノートを作る
パソコンでエンディングノートを作るスタイルの特徴は、ExcelやWordを利用してエンディングノートを作ったり終活アプリを活用する方法です。
パソコンで自作したり、終活アプリを利用するスタイルの良いところは、IDやパスワード、アドレスなどが簡単にまとめられることです。普段からパソコンを使う世代にとっては手書きよりも時短になります。
メリット
- IDやパスワード、アドレスなどのデータが簡単にまとめられる
- 普段からパソコンを使う世代にとっては手書きよりも時短になる
残念ポイントは、こまめにプリントアウトしておくか、共有のサーバにアップロードしておく必要があることです。そして、データがバラバラに存在していると周りの人が発見できなかったり勝手に書き換えられてしまう可能性あったり、情報流出の可能性がある。
最終的には、こまめにプリントアウトしておくか、共有のサーバにアップロードしておく必要アリ
勝手に書き換えられてしまう可能性、情報流出の可能性アリ
必ずしもプリントアウトする必要はありませんが、万が一の時にデータにアクセスしてもらうための情報共有は欠かせません。データの在り処、参照するためのパスワードや、デバイスへログインする際のパスワードをあらかじめ伝えておくと安心です。
なるほど。最低でも「パソコンやスマホでエンディングノートを作成している」ということを伝えておかなければエンディングノート自体を見つけてもらえませんね。
初心者におすすめのスタイルは”市販のエンディングノート”
終活初心者におすすめなエンディングノートのスタイルは、市販のエンディングノートです。
市販のエンディングノートは、書くべき項目が並んでいるので初心者でも大事なことを書きもらす心配が少なく、エンディングノートに触れたことがない人でも書き進めやすいでしょう。
市販のエンディングノート最大の特徴
市販のエンディングノートの最大の特徴は、あらかじめ記入するべき項目が網羅されていることです。大事なことを書きもらす心配が少なく、一つ一つを埋めていくうちにムリなくエンディングノートが完成します。
しかし、デメリットもあります。
記入スペースが十分にとられていないことで書きたいことを好きなだけ書くことができなかったり、必要のない項目に大きなスペースがとられていることも。
例えば30代にとって、お葬式の進行についてやお墓(お寺との付き合いなど)や相続についてなどは、まだ先のことで今時点で何を書いたらいいのかイマイチ想像するのがムズカシイですよね。
自分にはまだエンディングノートは早かったかな?と不安になるかもしれませんが、このような自分にとっての過不足項目は、別途自作のエンディングノートを作ったり、パソコンで情報をまとめたりして情報を補う使い方をするハイブリッドなスタイルを採用すると良さそうです。
一般的な市販のエンディングノートに加えて、オリジナルノートやPCのエンディングノートを組合わせることにより、より一層『わたしらしい』エンディングノートを作ることができます。
エンディングノート作成のコツ
エンディングノートを書く前にお伝えしておきたい”エンディングノート作成のコツ”があります。
コツは、エンディングノートの2冊持ちです。
作成のコツ:エンディングノートの2冊持ち
1冊のエンディングノートにすべてのことを書くのではなく、2冊にわけるのがカギなのですが、その意味は何でしょうか。
2冊に分けて書くのには意味があります
エンディングノートを2冊にわけるのは、生前に見られても都合が良いか、悪いかをノート単位でわける意図があります。
①生前に見られても構わない、万一の時にすぐに見て欲しいエンディングノート
②生前に人には見られたくないエンディングノート
この2冊に分ける理由は、1冊にすべての情報をまとめてしまうと、重要なプライバシー情報が守れなくなってしまうかもしれないからです。
例えば、自分に何かあった時のために家族に宛てたメッセージを誰かに見られるのは恥ずかしいですよね。また、自宅に空き巣が入ったとして、一冊のエンディングノートに財産の情報が書かれたエンディングノートを盗まれるなんてケースも考えられます。
伝えたい情報を本当に伝えたいタイミングで公開するために、エンディングノートを2冊に分けて作ることがポイントなんです。
イメージで言うと、1冊目には生前に見られても問題ないエンディングノートには主に体について(既往歴やアレルギー)のことを、2冊目に生前に見られたくない内容のエンディングノートには主にお金に関する内容を記載すると良いとされています。
エンディングノートのスタイルを知って自分にあった終活をはじめましょう!
以上を踏まえて、30代・40代の早めの終活は市販のエンディングノートがおススメです。
2冊にわける方法や、PCやアプリと併用してエンディングノートを作成するというコツを活用しながら自分にあった終活スタイルをはじめましょう。
この記事では、エンディングノートの作成スタイルについてまとめ、市販のエンディングノートで作成するメリットとデメリットを解説しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。