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【終活初心者】エンディングノートどう選ぶ?気を付けるべき4つのポイントを解説

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終活に興味があるけどエンディングノートってどう選べばいいの?

エンディングノートは30代・40代女性にとっては、終活を進める上で頭を整理できる良いツールなのですが、どのようなエンディングノートを選ぶのかによって終活開始後のモチベーションに大きく左右します。

自分にあったエンディングノートを選ぶことができると終活にも前向きに取り組むことができるので、有意義な終活をサポートするエンディングノートについて、終活初心者のためのエンディングノートを選ぶポイント4つを解説します。

エンディングノートを書いてみたいなと終活に興味を持っているる30代・40代の女性に向けて、選び方のポイントについて解説しますので是非エンディングノートの購入の時にに役立ててください。

この記事の最後には、「始めての終活で何から始めて良いかわからない」という人に向けておすすめのエンディングノートも紹介していますので、あわせて参考にしてください。

この記事でわかること

  • エンディングノート選ぶ基準を知りたい
  • どんなエンディングノートを探せば良いかわからない
  • おすすめのエンディングノートは?どれも同じ?

自分に合ったエンディングノートを選ぶ理由

自分に合ったエンディングノートを選ぶ理由、それは「終活に挫折しないため」です。

エンディングノートが書けなくなった、続かなかったという時、自分に合ったノートを選べていないというケースがあります。ノートは書店以外にもアプリ版やデータ型など色んなタイプがありますが、いずれにしても「早く書きたい・また書きたい」と思うことができるノートを探すことが大切です。

ネットで評価が高かったから・・・と言っても、その口コミは年代が異なる、性別が異なる、終活を始めようと思った背景が異なる人が書いたレビューかもしれません。自分に合わないノートを無理して書き進めても、きっとどこかで止まってしまったり、書き上げても納得のいくものにならないはずです。

また、エンディングノートは「自分らしく生きていくためのノート」とも言われます。”今の自分”を映す鏡のように継続して書き込むためには、自分の価値観に合った一冊を選ぶことが大切です。

エンディングノート選びポイントは4つ

私がおすすめするエンディングノートを選ぶポイントは4つです。

  • 可愛いデザイン
  • 役立つコラム・情報がある
  • 手頃な価格
  • 程よいボリューム感

順番に解説していきます。

ポイント①デザインが可愛い

コロナ以降、若い世代でも終活を始める意識が高まっています。

終活といえば、「おばあちゃんになってからするものというこれまでの高齢なイメージが、徐々に高齢になる前に準備しておくもの」というように変化してきました。徐々に若い世代にも終活の意識が広まるにつれ、デザイン性の高いエンディングノートも増えました。

可愛い装丁のエンディングノートはモチベーションが維持しやすいという点がおすすめする理由です。エンディングノートで挫折する理由のひとつに、モチベーションが維持できないというものがあります。私も過去に、勢いでエンディングノートを始めてみたけど、いまいち気持ちが乗らないことがありました。可愛いデザインだからモチベーションが上がるという単純なことではないかもしれませんが、自分が好きなインテリアのように、可愛いデザインという見た目は愛着を持ってノートづくりができるのではないかと思います。

ポイント②役立つ情報・コラムがある

終活を始めようと思った時、まず終活について勉強するという手段をとる人よりも、「エンディングノートを書く」人の方が多いと思います。終活を知りエンディングノートを始めるというパターンもあれば、エンディングノートを始めた後に終活の全体像を知る人もいるでしょう。

ちなみに、エンディングノートを書きながら終活を学ぶという方法は実に合理的だと思います。なぜなら、30代・40代の早くから終活を始める世代の終活情報について、体系的にまとまっている媒体がたくさんあるとは言い難いからです。30代・40代の終活でお墓のこと、遺産や介護のことなどはまだピンときませんよね。例えば介護と聞くと、自分の心配よりも親の介護問題の方が気になるのではないでしょうか。

世の中の終活情報は年配に特化したものが多く、働き盛りの世代の終活情報は少ないのが実情です。そのため、30代・40代が自分の世代の『終活を調べる』ことは断片的な情報を寄せ集める労力が必要になり、たくさんの手間と時間がかかります。終活を学んでからエンディングノートに着手すると遠回りになってしまうのです。

その点、エンディングノートに書き込む項目とあわせて、役立つ情報がある、簡単な用語の説明がある、実際の声をコラムとして掲載しているなど『終活を学ぶ』側面を持ったものは書くと学ぶを同時進行できて一石二鳥です。エンディングノートを書き込む流れで、その終活の意義ややらなければならないことについて理解できるからです。どんな目的でこの項目が設定されているのか、どんな点に気を付けなければならないのかというお役立ち情報が載っているエンディングノートは早めの終活に取り組む初心者にとっては非常に頼りになります。

エンディングノート記事の装飾用画像

ポイント③手頃な価格

終活を学びながらエンディングノートを書くことができるハイブリッド型の一冊に出会えても、最初の大きな壁は『継続できるか』ということになります。それはエンディングノートは一日にして完成するものではないからです。たとえ一日で完成したとしても足りない情報が出てきたり、空白になる項目もあると思います。

単に『わからないから手が止まる』という事態だけではなく『気持ちが沈んで書く手が止まる』というケースも想定しておきましょう。エンディングノートの項目にはネガティブになってしまうものもあります。全ての質問がニコニコしながら書けるものばかりではありません。行き詰まって書けなくなって挫折しても諦めがつくように納得感のある値段のものを選びましょう。初心者がいきなり高額のエンディングノートを購入する必要はありません。

エンディングノートは値段が高ければ良いというものではなく、30代・40代には高くても3,000円以内のもので十分だと個人的には思います。また、はじめからエンディングノートを買わないという選択肢もあります。市販のエンディングノートを買わずに、市町村から発行されているものや無料でダウンロードできるエンディングノートからまずはお試しでやってみるというのも一つの方法です。千葉県船橋市で発行されているエンディングノートがわかりやすいのでご紹介いたします。

千葉県船橋市HPより引用しました。
リンク先では、こちらの「大切な人に伝えるノート」が電子書籍で閲覧できます。

千葉県船橋市が発行しているエンディングノート

高齢者に向けて作成されているため若者世代に適していない項目もありますが、エンディングノートをイメージすることができます。

令和5年度「大切な人に伝えるノート(船橋版エンディングノート)」を配布しています。

無料で入手できるものお試しで書いてみたあとで、自分に合うかどうか感触をつかんでからエンディングノート探しをしてもいいと思います。

他にも普通のノートにオリジナルの項目でエンディングノートを書くという方法もあります。詳しくは、エンディングノートのスタイルごとのメリット・デメリットについてまとめている記事をご覧ください。

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ポイント④程よいボリューム

先述の通り、エンディングノートは一日で完成するものではありません。

終活本である『30代から始める「エンディングノート」の作り方』著者の赤川なおみ氏も『まずはページの少ないノートを書いてみて』とエンディングノートのボリューム感について初心者はページの少ないものを選ぶように勧めています。

最初から何十ページもあるノートを購入すると、項目が多すぎて中断してしまったり、自分には必要ない項目が多いとやる気が削がれたりします。ですから、まずはページ数の少ないノートを書いてみて「もっと書きたい」と思ったら、次の段階に進んでください。

『30代から始める「エンディングノート」の作り方』赤川なおみ著より引用

早めの終活に取り組む人の武器は、終活に取り組むことができる時間の長さです。はじめから超大作のエンディングノートを完成させようとして気負うことなく、まずは程よいボリュームのエンディングノートを選び、全力投球ではなく、ゆっくり丁寧に自分にあった終活を進めていくのがポイントです。

たくさん書き込むことがゴールではありません。エンディングノートは残されたあなたの大切な人があなたに万一のことがあった時に、あなたの意思を汲んだり、あなたに代わって判断するときに必要な情報がわかることが目的です。ドサッと大量に書き残してもすぐに情報を引き出すことができなければ残された人はボリュームの多さに困ってしまうことを忘れてはいけません。

まとめエンディングノートは4つのポイントを意識して選ぼう

ここまでで、終活初心者向けエンディングノートを選ぶ4つのポイントについて解説しました。今回ご紹介した4つのポイントをまとめると下のようになります。

エンディングノートを選ぶポイント

  • 可愛いデザイン
  • 役立つコラム・情報がある
  • 手頃な価格
  • 程よいボリューム感

最後に4つのポイントを踏まえて、おすすめのエンディングノートを紹介します。

私も実際に使っています。

黒田尚子監修『おひとりさまのはじめてのエンディングノート』です。

おひとりさまのはじめてのエンディングノート黒田尚子著

タイトルは「おひとりさま」とありますが、家族がいても、子どもがいても問題なく使うことができる内容です。表紙のタイトル通りはじめてのエンディングノートにおすすめの一冊です。

レビュー

おひとりさまの文字に惹かれ購入しました。いつ何があっても良いように記入しておくと、安心だと思います。

パラパラとページをめくっていったら、そうか、これもか、こんな情報も必要か、と勉強になりました。これ一冊書き込めば安心な気がします。

実際に使ってみた感想

このエンディングノートをおすすめする理由ですが、まず初心者に有難いのが、用語の解説が丁寧なこと。終活って何?どうしたらいいの?というなにも知識がない状態からでもこのエンディングノートの項目を埋めてページを進めるだけでそれなりに万一の時の準備ができます。どんな情報を書き残す必要があるのかが一目瞭然です。項目ごとに用語説明があり分かりやすい構成となっています。

そしてデザインが女性向けの優しいイラストと色合いで、他のエンディングノートと比べてオシャレな装丁です。繰り返し開きたい気分で「また書きたい」と思うことができるオシャレなノートを選ぶことはエンディングノートを継続するうえで大切なポイントです。

項目のバランスも良く、まんべんなく網羅されている必要項目は30代から始める終活初心者に丁度よいボリュームだと思います。若い世代に関心高い『デジタル資産』についての項目も用意されています。これはこのエンディングノートのおすすめするポイントでもあります。

気軽に手に入るのも良いですね

オススメのエンディングノートのレビューについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

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以上が、終活初心者がエンディングノートを選ぶ時に気を付けるべき4つのポイント解説とオススメのエンディングノートのご紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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