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【30代の終活】私が”独学で早めの終活”をはじめたきっかけ・終活を学んで心身に起きた変化とは?

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終活をはじめて1か月が経過しました~👩㊗️

右も左もわからないまま、独学で終活をはじめて1か月が経過しました。

「30代で終活をはじめるなんて早すぎる?!」と当初は自分でも半信半疑な終活だったのですが、継続して1か月経って見たところで今一度、終活を知りたいと思ったきっかけと、自分自身を立ち返って、どんな変化が起きたのかということをまとめていきたいと思います。

まずは、私の終活をはじめるきっかけとなったエピソードからお話します。

後半で終活をはじめて1か月どんな変化があったのかをまとめます!

私が30代という早さで終活をはじめた理由

まずは、なぜ私が30代という早さで終活をはじめようと思ったのかという背景についてですが、ドラマチックな出来事があったとかいうことではなく、気づいたら終活に行き着いていたという感覚が近いです。

例えば一般的に言えば、終活をはじめるきっかけでは健康上の理由や仕事の定年退職が多くみられる傾向がありますよね。

私の場合は健康上の理由や定年退職ではありません。私が終活をはじめたきっかけは第2子を出産して『新しい家族が増えた』ことでライフプランが変化したことでした。

突然ママが居なくなったら子どもたちはどうなるの・・・?

私が30代という早さで終活をはじめようと思った理由は『もし私に万一のことがあったときに子どもたちがどうなるのか』ということを具体的に考え始めたこと。

30代中盤で第2子を出産し、我が家は就学前の子どもが2人いる4人家族になりました。新たな家族が増えたことで、将来のライフプランが大きく変化したことがきっかけとなりました。

大病を患ったとか、価値観に変化があったとかなどのドラマチックな出来事ではありませんが、家族が一人増えたことで『突然ママが居なくなったら子どもたちはどうなるの・・・?』と思うことがあったのです。

生まれたばかりの下の子を抱えながら上の子の保育園送迎をしている普段の生活の中で、ふと、「もし私が事故に遭ったら上の子のお迎えは誰にお願いしようか」と頭をよぎりました。そんな小さな不安が積もっていた時に、引継ぎメモを作ろう!と思い立ち、自分の情報をまとめていくことにしました。

もしもの時の引継ぎメモに、子どもの食べ物、習い事、日中のスケジュールなどまとめているうちに、ついでに普段の買い物のポイントカードの情報もまとめておいた方が良くない?となり、なんやかんやでメモが複数枚に・・・。

あっという間に引継ぎメモが複数枚に・・・

最初、ちょっと旦那への引継ぎ用に・・・と思って書き始めた引継ぎメモが、あれよあれよと複数枚になりました。

「普段ママとして何気なくやっていくことって意外に多いんだな~」と実感すると同時に、私に万一のことがあった時に、このメモを読んだ人が私の分身としてちゃんと機能するのか疑問に思いました。私にとっては当たり前の日々の生活をまとめたメモを家族が読んでも雑多すぎて理解できないかも・・・?という不安です。

私の「引継ぎメモ」は思いついたまま書き始めたので、体系的にまとめられておらず、どんな項目があるのか検索性がないことや、重要度が一目でわからないことが問題でした。そしてバラバラなので情報の全体感もわからない。

そんな時に、引継ぎメモをバラバラで管理するのではなく、1冊のノートにまとめたらいいかも!と閃きました💡この閃きから私は、エンディングノートに出会い、終活をはじめることになります。

バラバラの引継ぎメモをエンディングノートにまとめたらスッキリ

バラバラに書き出した引継ぎメモを一冊のノートにまとめてみたら、とてもスッキリ!

スッキリ感と、そして『ノートを作る』という図工のようなわくわく感がありました。

バラバラの引き継ぎメモを一元管理したいというニーズが、自分の情報を整理するエンディングノート作成スタイルとの相性が良かったので、自然に独学で終活をはじめることになりました。

独学で1ヶ月終活をしてみた体験談

何から手をつけていいのか迷った

独学の終活はつまずくことばかりで、どのような人生を歩むのかという奥深い活動の洗礼を受けています。終活を知れば知るほど混乱しています。

というのも、早めの終活体験記の情報がたくさんあるわけではなく、70歳以上の方に向けた相続やお墓の準備についての情報は豊富なのですが、若い世代の終活については情報が限られています。

若い世代の終活はニーズがないと言えばそうなのかもしれませんが、死は誰しもの人生に訪れ避けることはできません。それなのに若い世代に向けた情報が少ないというのは困りものです。

私は何から手をつけていいか迷った末に、簡単なライフプラン・家計の見直しと断捨離、エンディングノート作成に手をつけています。

自分の生活を書き起こして得られる安心と不安

私が終活を始めたきっかけは、日常の不安を感じたことにありますが、終活を始めたことで万が一の時の不安についてむやみやたらに恐れる気持ちが和らぎました。

『何が不安なのかわからない』という不安は、ひとつひとつ向き合うことで怖がる必要はないとわかりました。例えるなら、お化け屋敷に電気をつけていくようなものでしょうか。知らないことは怖いですが、知ってみればどうってことないという感覚です。

特に私の場合、家計の見直しをしたことで将来のお金回りの心配事について、まず何が不安なのかを把握し、今からお金について知識をつけることにしました。これからお金に関する知識を身につけていき、将来のマネープランを考えることでお金の不安を安心に転じることができれば大成功です。

このように終活は不安なことがあっても、不安なまま放置せずに対処するきっかけになると感じました。不安の種を安心に変える行動を起こすきっかけは終活で得られます。

早めにはじめるメリットを痛感

終活を始めて、最も強く感じたメリットは『終活めんどくさい!早めに着手して良かった!』ということです。

正直なところ30代で終活を始めるなんて生き急ぎすぎでは?!と半信半疑な気持ちもあります。自分でそう思うくらいなので、他人から見ると30代から終活を始めるなんて異常!と言われるかもしれません。変な人と思われるのは自覚しています。でもそんな半信半疑の私でも、終活を始めたからそ、痛感したことがあります。

それは、終活は思っている以上に、気力と体力が必要で、めちゃくちゃ面倒くさいということです。

終活と聞くと、年配の人のための人生終了間際のひとがするものというイメージがありませんか?私はもともと終活は自分が高齢になってからするものと信じていました。

でも実際に30代の自分が見よう見まねで終活を実践してみて、終活は思っている以上に気力と体力が削られる活動だ!体力と気力が低下する高齢になってから始めるなんてとんでもない!と身に染みて感じました。

例えば、部屋の片付けですが、断捨離って結構体力を使います。使うもの使わないものを選別する判断能力、大きな家財道具を手放す手配や物の移動、日頃から計画的にやっておかないと高齢になってから思うように体が動くと思いますか?

親を見ていて感じますが、まあ趣味の物の多いこと。まあ70年も生きていれば無理もないですが。人生のどこかで生活のサイズダウンをしたいと思っても、その時に体力があるかはその人次第。今時点で、片付け・掃除が苦手で後回しにしがちな私が高齢になった時にバリバリ断捨離できるのか疑問です。

私のように30代で荷物の整理を意識するのと、私の親のように70代で荷物の整理を意識するのでは、大変さが違います。高齢になってから、やる気になっても気力が続かなかったり、そもそも体力が衰えていて断捨離のペースが上がらないということも考えられます。

他には、エンディングノートですが、これも実際書いてみて『なんて面倒くさい!』と投げ出しました。まず自分にあったノートを探すのが大変でした。適当に選んだノートは項目がしっくりこなくて書くのが苦痛でした。

初心者用のエンディングノートで書き出したら続けることはできましたが、調べることが多いのでかなり疲れます。銀行口座は何個ある?クレジットカードの紐付けは?SNS アカウントのログインパスワードは?などなど、、、自分の情報を整理しながらひとつにまとめるのは本当に手間なんです。

高齢になり、自分の死を意識した時にこんなに面倒なことできるのか疑問です。それに年を取ると、今以上に文字を書くのも避けたいだろうし、目も見えづらいだろうし。

世間では、終活は高齢になってから始めるものと思われがちで、実際に私自身が終活は高齢になってからすると信じた一人ですが、独学で終活を始めた私としては、高齢になってから始めるのはかなり厳しい現実を受け止めました。

終活を学んで心身に起きた変化

最後にまとめです。

30代の早めの終活を独学ではじめた私が感じたことは

まとめ

  • 若手世代の終活は情報が少なくて何から手をつけたらいいか迷うので、身近な問題から考えると良い
  • 将来に対する漠然とした不安は、終活をはじめることをきっかけに自己分析して不安の種を把握できるので老後までに対処する時間を確保できる
  • 終活は思っている以上に気力と体力も必要。高齢になって死を意識してからの終活は気力も体力も維持するのが大変だと思う

以上、終活をはじめて1か月が経ち感じたことをまとめました。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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